• 任意売却によって住宅を売却する場合の手続きの進め方

    債務の弁済が困難になったときに、対象の債務が住宅ローンであれば、任意売却によって弁済に必要なお金を賄うことができることがあります。
    もし、任意売却をするのであれば、まずは相談をする任売専門業者を選ぶことからはじめましょう。

    知って納得の任意売却関連のノウハウを解説します。

    通常の不動産売却とは異なり、任意売却は債権者が合意するかどうかが成否を左右し、売主の思い描く通りに取引を成立させるためには、専門家の知恵と交渉力が必要となるからです。

    任売専門業者を決めたら、現時点で抱えている債務に関する資料や、売却する住宅に関する資料をできるだけすべて集めて、業者のもとへ行って相談をします。

    相談の結果、任意売却による解決が最善と判断されれば、任売業者は住宅の査定を実施し、その結果と相談内容をもとに売却に向けたプランを作成します。


    提示されたプランに売主が納得したら、専任媒介契約を締結します。

    売買を仲介することになった任売業者は、まず債権者や抵当権者と交渉を行い、売却への同意を取り付けます。



    任意売却は、すべての債権者および抵当権者からの同意がなければ実施できないため、債権者らが多いほど、同意の取り付けまでに多くの時間を要することになります。また、売却後に残る債務の弁済方法もこの交渉の中で決められていきます。

    債権者らからの同意を得たら、あとはおおむね通常の不動産売却と同じような流れですすんでいきます。



    具体的には、任売業者が不動産の販売活動を開始し、購入希望者が現れたら条件交渉を行い、売買契約を締結して、後日代金決済と引き渡しを行います。

    通常の不動産売却とは、条件交渉の中で債権者とも合意に向けた調整が行われる点が異なります。